トウノカタマリ展はじまりました。

雨の一日。

今日はお客さまいらっしゃるかな…と思っていましたが、
13時オープンと同時にお客さまがいらしてくださり、
いくつかのトウノカタマリが新しいおうちへと旅立ってゆきました。

ひとつずつ、じっくりと見て、触ったり
ずらりと並んだ姿をぼんやりと眺めたり、
どう使おうか・・・と考えたりして
楽しんでいただければ嬉しい限りです。

もしよろしければ、ご購入された方のアイデアは
Instagramのハッシュタグに #トウノカタマリ 
とつけて投稿いただけるとありがたいです。

私たちも参考にさせていただきます。

和菓子もぐっと上品に…。

明日からトウノカタマリ展

ここ最近でぐっと涼しくなり、寒いぐらいの朝晩ですね。
安曇野にいると秋が本当に短いので、
見逃さないように日々の景色をしっかり見つめていこうと思います。

今、そこかしこの田んぼでは金色の(おいしそうな)稲穂の絨毯が広がっています。
そういえば、JIPPOU近くのVif穂高では、月末に新米おにぎりのふるまいが行われるそうです。
…と食の話になってしまいましたが、今回は鳥居さんについて少しご紹介いたします。

鳥居明生さん(埼玉県加須市)/陶芸家

初夏、工房にお邪魔してお話を伺いました。

1974 岩手県生まれ
1997 東北芸術工科大学 卒業
1997〜2000 群馬県暮坂陶芸研修センターにて修行
2001 岩手県にてAM工房オープン
2009 埼玉県に移り、AM陶工房オープン

もともとは、うつわなどいわゆる「用途がはっきりしているもの」をつくっていた鳥居さん。
うつわには多くの考えるべき制約がありますが、
創作の中、「使いかたに囚われないものを作ってみよう」と思いたち今の作品が生まれました。

それは自由奔放なカタマリではなく、歪みのない美しいフォルムのカタマリ。

大別すると形はいくつかのパターンに分けられますが、あえてそうすることで間近で観察したときの微妙な差異(色、形、テクスチャー)を際立って感じることができるように作られています。

わたしの拙い言葉で語るよりも、実際に見て、触れていただいて
すぐにおもしろさがわかると思います。
ぜひ、お越しくださいませ。

工房にはお手製のボルダリングホールドもありました。

トウノカタマリ展まで、あと2日

昨日ご紹介した作品はマットな落ち着きのある色あいでしたが、
ゴージャスな主役顔も多くあります。
たとえば、この写真のようなゴールドの台座…のようなもの。
いわゆるビカビカではなく、光の反射によって明るくなるのでとても上品です。

ちなみに、わたしはゴールドを見るとわくわくしてしまうのですが、
やはり欲深い人間だからなのでしょうか。笑

円錐型の山々のような作品も、200個のカタマリの中ではとても目立つ存在。
オブジェとしても指輪をのせても素敵です。

皆さまがどのように飾ったり、使う予定なのかをお聞きするのが楽しみです。

いよいよ、9/21からトウノカタマリ展です

こんにちは。
Etajima Blue展を終えて1週間がたちました。
お客さまとの出会いと会話から、勉強になることばかりの1ヶ月。
ありがとうございました。
そしてまた、週末からあたらしい展示がはじまります。

今回は“トウノカタマリ展”。
作品や、フライヤーをはじめてご覧になった方にはもれなく
「オブジェですか」と質問をいただきます。
実際にわたしたちも作家の鳥居さんにそう質問をしました。
「オブジェであり、台であり、うつわでもあるし…自由なカタマリです。」
とわたしはお答えしています。
それ以外、お答えができないのです。
なぜなら、すべての作品に用途が決められてないから。
鳥居さんは「使い方はお客さんに委ねる」と仰ります。

感じかたも、使いかたも自由、直火だけはNGだそうです 笑
実際に見てみると、きっと「ああ、こういうことか!」と
納得いただけると思います。

開催までに少しずつですが、
鳥居さんのご紹介もこちらのブログでしていこうとおもいます。
お付き合いくださいませ。

9/8sat・9/9sun はちみつ量り売り

陶芸家   若狭祐介さんによる“Etajima Blue展”は9/10までの
残り一週間の展示となりました。
わたしたちもこの1ヶ月共にすごした器たちと離れるのは寂しいです。

すでにJIPPOUへご来店くださったお客様、
店主の長い説明にもかかわらず優しくお付き合いいただき
誠にありがとうございました。
せっかくお越しいただいたのだから、私たちが若狹さんに教わった
知識も一緒にお持ち帰りいただこう・・・という思いからですが、
ついつい喋り過ぎてしまうので近頃は抑制しております。(笑)

そんななか、先週末は店舗前のスペースで1回目のはちみつ量り売りイベントを開催し
30名以上の方にお越しいただけました。

長野県大町市/美麻に拠点を置く養蜂家・大坂さんの解説を
交えながら、「山桜」と「百花蜜」の違いを味わって頂きました。

もともとみつばちが大好きでいらして
「みつばちとの生活に興味があって、
蜜はついでに分けてもらっている感じです。」
と話す大坂さん。

そんな愛情いっぱいに育てられたみつばちが一生懸命あつめてくれた
今年とれたてのはちみつは、濃厚だけどやさしい味。
ちなみに今のところ「山桜」が人気です。
すこしクセがありますが、意外にもお子さまたちから支持をいただきました。


2回目のはちみつ量り売りは今週末の9/8土、9/9土日に開催いたします。
消毒された空き瓶をお持ちいただければ、瓶代がかかりませんので
お得にご購入いただけます。

それでは、若狹さんの作品とともにご来店をお待ちしております。

※2回目の量り売りでは、大坂さんは不在となります。